柄足袋の別注はじめました!

昔は市場に柄足袋って結構ありました。

京都に行けば、色んなメーカーの色んな生地や柄の足袋を

見て注文することができてました。

ところが採算が合わないのか

どこもやめてしまったり

柄を減らしたり。。。

粗悪な中国製のものしかなかったり。。。

男性にいたっては、ほとんど白か黒しかないのが現状です。

サイズのこともあるので

致し方ないのかもしれません。

 

ということで

呉服のたなかでは、一年以上前から独自にオリジナル足袋製作プロジェクトを

立ち上げました。

(まぁ、そんな大層なことではないのですが)

着物や帯の残布や古布で小物やバッグを作っている

リフォーム作家の上田先生と足袋づくりに取り組みました。

上田佳枝さん

でも

思っていた以上に「足袋」は難しかったです。

足袋づくりキットなどは市販されていて

作られた方もいらっしゃるかもしれませんが

商品としてお代金をいただくには

プロの足袋メーカーと比べても遜色ないものでなくてはいけません。

基本の型、表生地、裏生地、底の生地、縫製

とくに指まわりのカーブが難しく

何度も何度も試作してはダメ出しをして

ようやく完成しました。

もちろんこれからも

改善点があればどんどん改良していきます!

10月の「米沢染と織の祭典」イベントのときに

「オリジナル足袋別注コーナー」をつくり

たくさんのご注文をいただきました。

履き心地もよく、おしゃれな柄も多く

大変好評をいただきました。

足袋は消耗品ですから

できるだけお安くできたらいいねと

リーズナブルに抑えました。

ということで

店頭でも常時ご注文をお受けできるようになりました!

 

他の足袋と区別するために

なんとオリジナルのコハゼもつくりました!

柄はどんどん増殖中で何十柄もあります。

店頭に柄見本を置いていますので

ゆっくりご覧下さい。

 

『おしゃれな柄足袋 別注』

◆料金  2,500円(生地、加工代含む)

生地をお持込の場合は 2,000円です

◆納期  約2週間

◆サイズ 21,5センチ~29センチまで対応

*ご希望があれば、多少のカスタマイズは可能です

 

 

この記事をシェアする

2 thoughts on “柄足袋の別注はじめました!

  1. サローネで足袋をお願いしました。
    試行錯誤されてのオーダー開始だったのですね!届くのか楽しみです。
    いつもと指先が痛くなっていたので、長めに調整くださり有り難いです。生地の持ち込みですが、ブロードでも良いのでしょうか?向きませんか?

    • 長棟啓子様
      サローネではご注文いただき、ありがとうございました。
      サローネで思っていた以上にたくさんのご注文をいただき
      順々に製作しているところです。
      年内にお納めしたかったのですが、越年しそうです。
      お待たせしてしまい、申し訳ございません。
      ブロード生地でも大丈夫です。
      大きさは手拭い一枚ほどの大きさがあれば結構です。

呉服のたなか店長 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です