店主年頭所感

2016年がスタート。

皆様もそれぞれの場所で始動されたことと思います。

呉服のたなかも1月6日(水)から新年の営業が始まります。

(店主は5日から出勤して店内で準備をしておりますが。。。)

 

京都の藤井絞りさんの年頭所感に感動して

私も少しだけ真面目にメッセージをお届けしたいと思いました。

今年のテーマは「創始」

当店は今年、創業45周年を迎えます。

45年など何百年も続く老舗に比べたら、たいした数字でもありませんが

続けることがいかに難しいことか、実感しています。

先代から12年前に引き継いだこの店。

たくさんのお得意様に支えられて、これまで継続してきました。

しかし、時代が変わり、価値観も変わり、生活様式も変わり

ここ2~3年とくに世の中の空気が変化したのを感じます。

「きもの」を取り巻く環境もずいぶんと変わりました。

以前は、きものはお道具ものとして嫁入りや年中行事、お稽古事には

欠かせないものでした。もちろんまだそういう方もたくさんいらっしゃいます

が、きものをファッションとして魅力を感じて「きものを着る人」「きものを

着たい人」がお求めになる時代へと変わってきています。

私はそういう思いに応えられるお店としての力をつけていかなくてはいけない

と思っています。

創業45周年ではありますが、50年60年を目指して、「創始」の精神で

これまでの常識にとらわれず、どんどん新しいことにも挑戦していきたいと

思います。

とくに2月の「創業45周年記念~ほっこり展」

そして4月の「きくちいまさんと過ごすきものマルシェinくろさき」

*いずれも岡田神社での開催です

でたくさんの新しい出会いがあることを楽しみにしています。

呉服屋さんは敷居が高い!

怖い! 売りつけられる!

着物は高い! 分からない!

安心してください(笑)

そんな不安や疑問をひとつひとつ解消していきましょう。

そんなきものにありがちなネガティブなイメージを払拭して、「いい店ね!」

と言っていただけるように頑張っていきます!

今年一年どうぞよろしくお願いいたします。

 

*長文で失礼いたしました!

 

平成28年1月4日

店主 田中寿典

 

 

 

 

 

 

 

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