昔は市場に柄足袋って結構ありました。
京都に行けば、色んなメーカーの色んな生地や柄の足袋を
見て注文することができてました。
ところが採算が合わないのか
どこもやめてしまったり
柄を減らしたり。。。
粗悪な中国製のものしかなかったり。。。
男性にいたっては、ほとんど白か黒しかないのが現状です。
サイズのこともあるので
致し方ないのかもしれません。
![](https://www.xn--u8jwb7ao8007btsxa.com/top/wp-content/themes/gofukunotanaka/assets/js/images/1x1.gif)
ということで
呉服のたなかでは、一年以上前から独自にオリジナル足袋製作プロジェクトを
立ち上げました。
(まぁ、そんな大層なことではないのですが)
着物や帯の残布や古布で小物やバッグを作っている
リフォーム作家の上田先生と足袋づくりに取り組みました。
![](https://www.xn--u8jwb7ao8007btsxa.com/top/wp-content/uploads/2018/12/fffc5cfa359a3364afa4b07113a68ef5-260x300.jpg)
上田佳枝さん
![](https://www.xn--u8jwb7ao8007btsxa.com/top/wp-content/themes/gofukunotanaka/assets/js/images/1x1.gif)
でも
思っていた以上に「足袋」は難しかったです。
足袋づくりキットなどは市販されていて
作られた方もいらっしゃるかもしれませんが
商品としてお代金をいただくには
プロの足袋メーカーと比べても遜色ないものでなくてはいけません。
基本の型、表生地、裏生地、底の生地、縫製
とくに指まわりのカーブが難しく
何度も何度も試作してはダメ出しをして
ようやく完成しました。
もちろんこれからも
改善点があればどんどん改良していきます!
10月の「米沢染と織の祭典」イベントのときに
「オリジナル足袋別注コーナー」をつくり
たくさんのご注文をいただきました。
履き心地もよく、おしゃれな柄も多く
大変好評をいただきました。
足袋は消耗品ですから
できるだけお安くできたらいいねと
リーズナブルに抑えました。
ということで
店頭でも常時ご注文をお受けできるようになりました!
他の足袋と区別するために
なんとオリジナルのコハゼもつくりました!
柄はどんどん増殖中で何十柄もあります。
店頭に柄見本を置いていますので
ゆっくりご覧下さい。
『おしゃれな柄足袋 別注』
◆料金 2,500円(生地、加工代含む)
生地をお持込の場合は 2,000円です
◆納期 約2週間
◆サイズ 21,5センチ~29センチまで対応
*ご希望があれば、多少のカスタマイズは可能です
サローネで足袋をお願いしました。
試行錯誤されてのオーダー開始だったのですね!届くのか楽しみです。
いつもと指先が痛くなっていたので、長めに調整くださり有り難いです。生地の持ち込みですが、ブロードでも良いのでしょうか?向きませんか?
長棟啓子様
サローネではご注文いただき、ありがとうございました。
サローネで思っていた以上にたくさんのご注文をいただき
順々に製作しているところです。
年内にお納めしたかったのですが、越年しそうです。
お待たせしてしまい、申し訳ございません。
ブロード生地でも大丈夫です。
大きさは手拭い一枚ほどの大きさがあれば結構です。